京都営業所の安田です。
極寒の冬も無く・・・
暖かくもなく・・・
なんとも中途半端な季節ですね。
そんな中、先日の休みに人気(ひとけ)の無い
映画館へ行ってきました。
イオンシネマ大日というところです。
ご存じでしょうか・・・「カイジ」
藤原竜也が主演のシリーズものなんですが・・・
第1作目では、借金まみれの主人公カイジが
一攫千金を目指して命がけのゲームに参加し、
最終的に大金を手にすることができたのですが、
ラストシーンでその大金を奪われてしまう
天海祐希に・・・
第2作目では、相変わらず金に縁の無いカイジ
が巨大なパチンコに挑戦し最終的に勝利し
大金を手にすることができたのですが・・・
またもやその大金を奪われてしまうのです。
香川照之に・・・
そして今回・・
第3作目となる「カイジ ファイナルゲーム」
ではどうやって大金を手に入れて・・・
どうやって大金を奪われるのか・・・
劇場は150人ほどが観覧できる程度の広さで、
わたしは最後列のど真ん中に席をとりました。
劇場でポップコーンを買うとドリンクセット
で800円もするので・・もったいない
だから1階の食料品売り場でポテトチップス
2袋とタンサンストロングを買ってから劇場
へ乗り込みました。
席に着いてまずはじめにやることは
①ポテトチップスの開封×2袋
上映中に袋を開けるとやかましい
ので、先に開けておくのです。次に
②炭酸ストロングのキャップを開ける
これも上映中に「プシュッ」って音が
やかましいからです。
さあ、上映開始です。
主人公カイジは相変わらず重肉体労働を強い
られています。
仕事も終り、今日は待ちに待った給料日です。
給料袋を開けて中を見ると?これっぽっち?
明細書を見ると給料の7割が諸経費として
差し引かれていたのです。
ほかの労働者たちもワーワー言い出します。
そこへ吉田鋼太郎が演じる悪徳っぽい社長
が登場。カイジは社長に食ってかかります。
「なんで、7割も引かれなきゃなんねえんだ」
社長も黙っていません。
「嫌なら辞めろ・・ん?辞めろ・・辞めろぉ!」
社長の顔どアップのシーンで・・・
映像がストップ・・と同時に・・・
劇場内に鳴り響く警報音
「ウオーァン・・ウオーァン・・」
(映画の効果音か?・・)
と思った。
スクリーンにはもう何も映っていない。
鳴り続ける警報音は本物だった。
館内放送が伝えた
「ただいま3階にて火災報知器が作動
しております・・・」
薄暗い劇場のあちこちで観客はざわついては
いるが慌てふためく様子は無い。皆静かに様子
をうかがうようだった。
3分ほどたった頃
「調査いたしました結果、火災発生等の異常
はございませんでした。」とのアナウンス。
やれやれ、誤作動だったのかぁ。
それから数分後、スクリーンに映像が映し出さ
れた。
再開か・・・と思いきや、またすぐに消えた。
(まあ緊急事態の直後だからいろいろあるん
やろ、とりあえずポテトチップスをガサガサ
食べよ)
5分・・・10分・・・15分・・・
何も映らない・・
館内放送、案内も無い・・・
スクリーンを見つめて・・・
1袋目完食
20分・・・25分・・・30分
2袋目を食べ始めたところで我慢の限界。
楽しみにしていた映画だけに・・・
誠に心苦しくはありましたが、劇場を出るこ
とにしました。口の開いたポテトチップスを
持って・・・
劇場のサービスカウンターへ向かいました。
もちろん、払い戻しのためです。
家に帰って嫁にこの話をしたところ・・・
「映画のタダ券とか貰わへんかったん?」
「ドリンクチケットとか貰わんかったん?」
「もったいないなぁー」
「あと10分ぐらい我慢してたら貰えてたん
とちゃうのぉー!もったいないなぁー」
転んでもタダで起きへん大阪のおばはんが
炸裂してました。
次の休みにまた見に行って見よかなぁー
ポテトチップスは映画の途中で静かに開ける
練習をしとかないとあかんか・・・
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